中期経営計画について

当社グループは、中期経営計画に代わるものとして中期経営目標を策定しております。
企業価値の向上に向け、主に事業戦略に基づいた具体的な行動計画を定めたものです。

1.基本ポリシー

当社製品は一部を除き、中間素材が殆どを占めており、また、多岐にわたる分野に事業展開しています。各分野の事業環境に対し、市場動向の把握と共に、下記にあります当社・事業ドメインがいかに市場ニーズに合致できるかが重要な視点です。
つまりは、経営基本方針にあります「For The Customer」を如何に具現化するかを行動計画の根幹とします。

2.事業戦略

・事業ドメインの水平展開によるニッチな分野や新規市場への参入・拡大
・環境対応型の高機能・高付加価値製品の開発強化
・グローバル展開の推進
※事業ドメインとはコーティング技術(基材技術・配合技術・表面仕上技術等)を核とし、ラミネート技術、含浸技術、不織布技術、
シート成形技術、エンボス技術、印字・印刷技術等を組み合わせた製品やサービスの提供を言います。

3.事業戦略に基づく主な行動計画

【印刷情報関連事業】

・クロス類については、高機能・高付加価値用紙の開発を進めるとともに、新規市場への参入、拡大を図ります。
・産業用品質表示ラベルにおいては、日本製品の高い品質を強みとして、国内・海外市場で売上拡大を図ります。
・印字用熱転写リボンは、新規設備の導入により生産能力の増強を図るとともに、高付加価値品の開発に努め、新たな需要を掘り起こし、国内・海外市場で売上拡大を図ります。

【住生活環境関連事業】

・不織布事業は国内では、再構築した埼玉工場と合わせ滋賀工場から、製品の安定供給とシェア拡大に努め、海外ではインドネシアに設立した車輌内装材の製造会社の本格生産開始により、グローバル展開を進めてまいります。
・フィルターにおいては、環境対応型の高機能、高付加価値商品の開発に注力し既存市場におけるシェア拡大とともに新規市場開拓も図ってまいります。
・壁装材は、企画開発力を強化し、各種機能・意匠性付与により売上拡大を図ります。また、2020年の東京オリンピック関連需要の取り込みにも積極的に取り組みます。
・産業用ターポリンでは、高耐熱、ガスバリア性、軽量性、導電性機能向上等の開発に努め、拡販に取り組みます。
・衣料用芯地は、中国・東南アジアの生産拠点と連携し、新規企画に対する開発・拡販と海外現地企業向けの内販拡大を図ります。

【包材関連事業】

・食品包材は、技術の水平展開により、新機能や環境対応型の新製品の開発に努め、新規顧客獲得及び、食品以外の分野への参入も模索します。
・特殊材料加工では、エンボス加工技術を更に発展させ、新規市場への参入・拡大を図ります。

4.数値目標

具体的な数値目標は設定しておりませんが、従来から開示しています「自己資本率30%以上」「配当性向30%以上」を安定的に確保するため、中期経営目標を遂行してまいります。
尚、現行の中期経営目標については、より有効なマネジメント手段となる様、その位置付けも含めて高度化を検討してまいります。